概要
V配信者の方の企画のご依頼で作成した台本です。途中で「リスナーによる投票タイム」があり、だれが犯人に選ばれるかでエンドが分岐します。
女子大生4人組が住まう男子禁制のシェアハウスにだれかが男を連れ込んだらしい。
でも、全員怪しい!ルールを破ったのは誰だ!
- 所要時間:約20分
- 人数:女性4
- ジャンル:SF、ファンタジー
登場人物
- リカ
一見普通の子。 - セナ
オタサーの姫。 - マミ
さばさば系。 - ラン
美人。
本編
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リカ:ただいまー。
セナ:リカ。
リカ:何ーセナ。
セナ:ちょっとこっち来て。
リカ:バイトやばくて疲れてんだけどあとじゃだめ?
マミ:リカ。
リカ:……マミいんじゃん。珍し。
セナ:ランー! リカ帰ってきたー!
ラン:……遅かったね。
リカ:え、なんで睨まれなきゃいけないの、感じ悪。
マミ:このシェアハウスの鉄の掟。覚えてるよね?
リカ:鉄の掟って大げさな。
ラン:答えて。
リカ:……絶対に男を連れ込まない、でしょ?
セナ:それを、破ったやつがいる。
リカ:はぁ? どういうこと?
ラン:リカでしょ?
リカ:そんなことしないけど。決めつけないでくれる?
マミ:だってさー、うちら三人じゃなかったらリカしかいないじゃん。
リカ:ちょっと待ってよ、え? 私やってないって。だれか嘘ついてんじゃないの?
セナ:はあ? あたしらを疑うの?
リカ:そっちが先に疑ってんじゃん。そもそもなんでそれ発覚したワケ?
ラン:これ。洗濯機に残ってた。
リカ:男物の、パンツ……。
ラン:見覚えないの?
リカ:……ない、かな。
マミ:何その間。あやしー。
リカ:連れ込む男がいないんだから私じゃないってわかるでしょ。
マミ:いいや? うち見ちゃったんだ~。リカの部屋に、スーツの男がいたの。
リカ:そ!れ、は……部屋見るなっていつも言ってんじゃん!!
マミ:ちょっとドア開いてたんだもん。そっちの落ち度じゃない?
リカ:ぐぬぬ
セナ:えー!? なになにいつの間に彼氏できたの~? てか部屋にいるの見たってことはもう連れ込んでんじゃん、じゃあリカじゃん?
リカ:あれは、連れ込んでないの。断じて。てか連れ込むの定義にもよるけど?
ラン:部屋に入れたらもう「連れ込む」でしょ。
マミ:それに電話でよく喋ってるよねぇ? たのしそーにさぁ、次の撮影どうするかとか、なに~? そういうプレイがお好みなの?
リカ:プレイとか言うな! いやプレイか、プレイか!? プレイ……
セナ:きも……
リカ:(遮る)つーかセナじゃないの? オタサーの僕ちゃんたちに囲まれてんじゃんいつも。
セナ:ふざけんなよ。あれはセナを崇めるだけの下僕。自分のテリトリーに入れるわけない。
マミ:うわー。聞かせてやりてーなこれ。
セナ:それにね。
ラン:何?
セナ:オタクはボクサーなんてシャレたもん履かないの。ブリーフなの。
リカ:偏見!!
マミ:ぶわはははは!
セナ:だからセナは白。真っ白。
ラン:ブリーフだけに。
セナ:うるさい!
ラン:でもぉ、こないだ雨の日に、セナが年上のきれいめイケメンと相合い傘しながら駅前歩いてるの見たよ。
セナ:はっ!?
リカ:え?
マミ:おやおやぁ?
ラン:アレ何? パパ活?
セナ:違う!
リカ:セナァ~。これもう言い逃れできなくない?
セナ:あ、れは、か、彼氏……。
マミ:まじか。オタサーの姫、彼氏いんのか。
セナ:いたら悪い!?!?
ラン:知らなかったなぁ。私たちの仲なのに教えてくれないんだぁ。
セナ:だってここに教えたら、学校で言うじゃん!ムリムリムリ! あたしはみんなにもてはやされたいの!
リカ:で、連れ込んだの?連れ込んでないの?
セナ:連れ込むわけなくない? 彼氏の金でホテル行くし!
マミ:ほお、一理ある。どうなん、ラン。
ラン:金は持っていそうだったかな。
セナ:ほ、ほら……
ラン:でも駅前から歩いていった方向は、うちの方だったかな。
セナ:ラン!!!
セナ:じゃあじゃあじゃあ!マミだって怪しいよ!?
マミ:え?
セナ:マミの洗濯物の中に偶に男物の服入ってるよね?
マミ:そ、それは~~~~
セナ:たまーに朝早く洗濯物回してるのマミだよねぇ? セナたちに黙って泊めてる?
マミ:違う違う!
セナ:あとたまにマミ名義で男物のブランドの服届くよね。アレ何?
マミ:あ、あーー、ああ~
リカ:そういえば好きな人できたんじゃなかったっけ?
セナ:そうなの?
マミ:それは言わないでって……!
リカ:先に私に罪なすりつけたのそっちだから。
マミ:ひどいっ!!でででも連れ込むとかそんなとこまでいってないっていうか完全に片思いっていうかってか、連れ込むの不可能っていうか証拠は男物のパンツでしょじゃあうちじゃないから!
ラン:何いってるの?
リカ:ええ~? キスまではしたんでしょ?
マミ:はう! ちが、それは、あの。寝てる、間に
セナ:寝てる間に!? 奪ったの!? 唇を!? あのマミが!?
ラン:……。
マミ:うちのことなんだと思ってんだよ
セナ:サバサバ系気取ってるのは強がりで実は純情奥手乙女。
リカ:言い得て妙。
マミ:やめてえええ!
セナ:てかじゃあ一緒に寝てんじゃんね。マミじゃん。
マミ:だあああ違うんだってぇえ!らららランはどうなの!
ラン:え? ないよ、ないない。別れたばっかだし。
マミ:ラン、彼氏、いっぱいいるじゃん……。
ラン:なんだ、知ってたんだ。
リカ:ぇええええ!
マミ:うち知ってるんだもん……ユウジくん以外の人とも付き合ってたって!!
セナ:そんな予感はしてた~。
マミ:それも5人くらい!!
セナ:五股!?
ラン:よくわかったね。他の誰にもバレてないのに。
マミ:特技なの!気配と足音消すの!
リカ:ストーカーなの? そっちのほうが問題じゃね?
ラン:まあ、そうだね、なんか悪いことある? 私が私の美しさという資本を最大限に使って、あんたに迷惑かけたこと、ある?
マミ:……っ!
ラン:逆に「ストーカーして」見てたならわかるでしょ? 私がここにその男たち連れ込むなんて、バレるようなことわざわざしないって。
マミ:うっ……で、でも、いいい一番若い子! 一年生だよね?そんなお金持ってるのかな?
ラン:……。
リカ:結局だれが男連れ込んだかわかんないじゃん。
セナ:むむむ。
マミ:……。
ラン:そうだね。
【投票:だれが怪しいか?】
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End.リカ
マミ:やっぱり怪しいのは……
ラン:リカね。
リカ:んな……わ、私じゃない……!
セナ:さっきからスマホブーブーいってるの誰?
リカ:ん? あ、私……ごめん。電話だ。
リカ:もしもし? うん。 こないだはおつかれー。合わせのデータ送ってくれた? うん。 え? は? え? あー……もしかして、グレーのカルバンクライン? あー……。あるわ。うん。じゃ今度会うときに。うん。 はーい。
ラン:グレーのカルバンクライン。
セナ:グレーのカルバンクライン。
リカ:えっとぉ、解決したわ。あのー、友達のパンツが? 私の荷物にまぎれてて、一緒に洗濯しちゃったみたい。
セナ:……友達のパンツが荷物に紛れるってどういう状況?
ラン:友達パンツ履かないで帰ったの?
マミ:連れ込んでないけど外で……ってコト?
リカ:ちゃうわ!!
セナ:説明してよ
リカ:うー……あー……えーと
マミ:もう言い逃れできないぞー
セナ:リカ!
ラン:リカ。
マミ:リカー?
カ:うううう、ああもう! 男装コスプレするときに!!履くの!
セナ:こす
マミ:ぷれ?
ラン:へえ?
リカ:やめてよその目!!
セナ:リカってオタクだったの?
リカ:そうだよ!!
ラン:ぱんぴーですみたいな顔してー。
マミ:それで頑なに部屋入れてくれなかったんだ!?
リカ:そうだよぉ!!
マミ:じゃあ、うちが見たスーツの男は?
リカ:スーツキャラのコスしてる私……。
セナ:てかコスするときパンツまで男物なの?
リカ:人によるけどぉ! テンションあがるじゃんそっちのほうが!
マミ:いやわからんから。
ラン:そのー、「そこ」まで作り込むの?
リカ:やめなその言い方! キャラによってはね!!
マミ:へぇー。
セナ:へぇー。
リカ:だから言いたくなかったのぉお!
セナ:学年首席の趣味がコスプレとはねえ。
リカ:悪い!?
マミ:悪くない悪くない、素敵な趣味じゃん。
リカ:慰めが! 滲みる!
セナ:パンツが交じるってあることなの?
リカ:いや、普段は無いけど……この間のイベントで帰りバタバタしてて慌てて着替えたから……。
ラン:じゃあ、このパンツはリカのコスプレ友達のものってことね……。
セナ:まって、このパンツは解決したケド、マミの洗濯物に男モノが混じってるのは……?
マミ:う、言わなきゃ、ダメ……?
リカ:今後疑われたくなかったらね…
マミ:漫画用の、資料に……
セナ:え?
マミ:BL漫画用の!!資料に!!してるの!!
リカ:……マミ、BL作家だったの?
マミ:言いたくなかった、言いたくなかったんだよぉ……
リカ:え、じゃ次のコミケ一緒に行こ?売り子する?
マミ:リカの立ち直りが速すぎる
ラン:それをずっと隠してたのね。
セナ:意外。
セナ:じゃあ、ほんとにだれも男連れ込んでないって、ことでOK?
セナ:そうみたいだね……。
ラン:よかったね。
リカ:それ以外の、なんか、いろいろ傷が、でかいんだけど
セナ:あたしたち意外とお互いのこと知らなかったみたいだね……。
マミ:まあ、言いたくないことも、あるよね……。
ラン:親しき中にもなんとやらっていうじゃない?
リカ:みんな、これで懲りて、出ていくとか言わない、よね?
セナ:なんだかんだ居心地いいしな……。
ラン:あんたたちとバカやるのも嫌いじゃないね。
セナ:じゃあまあ
リカ:これからも?
マミ:よろしくってことで
ラン:こちらこそ。
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End.セナ
リカ:やっぱり怪しいのは……
マミ:セナだよ。
ラン:うん。
セナ:うぐっ……
ラン:あの雨の日に歩いてた人、連れ込んでんじゃないの~?
セナ:あ、あれは、実はお兄ちゃん、なの!
リカ:え?
マミ:は?
ラン:ん?
セナ:お兄ちゃんとデートしてたら雨に振られて……コンビニで傘買ったんだけどびしょびしょになっちゃったから、その日あんたら誰もいなかったしお風呂貸してあげて、その間に洗濯しようと思って……服は返したんだけど……
リカ:お兄ちゃん、パンツ履かないで帰ったの……?
セナ:んなわけないでしょ!? コンビニでパンツも買ったんだよ!新しいの履いて帰ったから!
マミ:パンツ気づかなかった?
ラン:洗濯機に張り付いてた
セナ:言わないで!!
リカ:えーっと、兄弟に風呂を貸すのは……「連れ込む」に入る……?
マミ:どうだろう……
ラン:入れたら連れ込むでしょ
マミ:でも連れ込むってやっぱそういう、夜の感じの意味じゃない?
リカ:ううーん
セナ:わーーーん!ごめんってえ!!
リカ:ま、まあ、いいんじゃない?今回は、そういう意味で連れ込んだわけじゃないし……
ラン:そう?
マミ:うん……
セナ:ありがとう……
ラン:まって、このパンツは解決したけど、マミの洗濯物に男モノが混じってるのは……?
マミ:う、言わなきゃ、ダメ……?
リカ:今後疑われたくなかったらね…
マミ:漫画用の、資料に……
セナ:え?
マミ:BL漫画用の!!資料に!!してるの!!
リカ:……マミ、BL作家だったの?
マミ:言いたくなかった、言いたくなかったんだよぉ……
セナ:じゃあリカの部屋にスーツの男がいたのは……?
リカ:言わなきゃ、ダメ?
マミ:リカ、うちも言ったんだよ……
リカ:いだだだだだ肩掴むな!
マミ:りーーかーー
リカ:わかった言う、いうから!スーツの男は私!男装コスプレイヤーなの私!
ラン:わーお
セナ:オタクじゃん! え? このシェアハウス四分の三オタクなの!?
ラン:学年首席がコスプレイヤー……
リカ:悪い?
ラン:いや、まあ、いいんじゃない?
マミ:え、じゃ次のコミケで売り子してくんない?
リカ:マミ立ち直り早くない?
ラン:……なんか拍子抜けしちゃったね
マミ:仲直り鍋でもする……?
リカ:いいね。
セナ:なんか、あたしたち意外とお互いのこと知らなかったみたいだね……。
マミ:まあ、言いたくないことも、あるよね……。
ラン:親しき中にもなんとやらっていうじゃない?
リカ:みんな、これで懲りて、出ていくとか言わない、よね?
セナ:なんだかんだ居心地いいしな……。
ラン:あんたたちとバカやるのも嫌いじゃないね。
セナ:じゃあまあ
リカ:これからも?
マミ:よろしくってことで
ラン:こちらこそ。
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End.マミ
セナ:やっぱり怪しいのは……
リカ:マミだよ
マミ:うっ……違う、違うって……
ラン:マミィ、庇ってあげようか?
マミ:ひぇ?
ラン:私、マミの好きな人知ってる。
マミ:え? え!?
セナ:誰々誰々!?
リカ:なんでランがしってんの!?
マミ:ら、らん、やめ、ストップ!
ラン:マミが好きなのはーー私。
リカ:ええええええ
セナ:ええええええええ
マミ:うわああああああ最悪だああああ
ラン:最悪って。
マミ:い、いつ気がついたの……
ラン:あんたが私にちゅーしたとき。狸寝入りしてたの。
マミ:うわあああああさいあくだああああああ
ラン:ひどくない?
マミ:ばかばかばかばかーー! こんなん社会的抹殺だあ!
リカ:社会的抹殺?
セナ:マミ混乱中。
マミ:だってランは彼氏がいっぱいいてノーマルだって分かってるのにぃいいいい
ラン:私がいつノーマルだって言った?
マミ:へ
ラン:……最近、男ってくだらないなって思ってたとこだったの。
マミ:え?
セナ:流れ変わったな?
ラン:いっぱい男と付き合ってきたけど、みんなこの顔と胸しかみてないの。
リカ:私らのこと敵に回したな今の発言。
セナ:うん。
ラン:どこかでかじってきたような恋愛テクニックとか、デートプランばっかり。誰も私を見てくれない。
ラン:マミは、私のこと見てくれる? 愛してくれる?
マミ:……うち、だれよりもランのこと知ってる自信ある。嫌なこと絶対しないし、楽しませてみせる
ラン:ふふ……じゃあ、つきあおっか?
マミ:……はひ。
セナ:……。
リカ:……。
マミ:つきあ、え、ラン、え、つきあ、
ラン:じゃ、そういうことだから。
セナ:まてまてまてまてぇい!
リカ:部屋でやれ部屋で!
ラン:なんでよぉ、これで私達の疑いは晴れたでしょ? 出てきたのは男物のパンツなんだから。
セナ:いやいや晴れてないって! マミが好きな人がランだったとして! マミの洗濯物に男物が混じってるのはどういうこと?
マミ:あ、あ、ああ~~~~そ、それもいわなきゃ、だめえ?
リカ:この際全部げろっちゃいな。今楽になりな。勢いで。
マミ:う、うう~~~漫画の、資料用に……
セナ:え?
マミ:BL漫画の資料用に買ってるの!!!自分で着て写真撮って資料にするの!!!それ資料用のパンツ!!!ごめんなさああい!
ラン:なあんだ。
マミ:なんだって、ラン、気にしないの……?
ラン:少女漫画がファンタジーなのと一緒でBLもファンタジー。
マミ:Oh……そういうもん?
リカ:……なんか私たち、こんなに一緒に過ごしてきたのにマミのこと全然わかってなかったみたい。
セナ:いやこれはマミが隠しすぎでしょ。てか、リカもだよ。
リカ:え?
セナ:リカの部屋にスーツの男がいた件、解決してないけど。
リカ:あー……
マミ:リカ。道連れだよ。
リカ:こわ、こわいって。わかった言う言う。あのー、スーツの男は、私なの。
ラン:どういうこと?
リカ:いやね……男装コスプレイヤーなもんで……。
マミ:……
セナ:……まじか。
ラン:学年首席の趣味、男装コスプレ。
リカ:悪い!?
マミ:リカ、こんどモデルになってくれない?
リカ:あー、まあ、ある程度なら……
マミ:やったーー!
ラン:え、付き合おって言ったばかりなのに他の女と絡む話ししてる?
セナ:ランの嫉妬がすごい、さすが五股女……。
リカ:えっとじゃあ、だれも男連れ込んでないって、ことでOK?
マミ:そうみたいだね……。
ラン:よかったね。
リカ:それ以外の、なんか、いろいろ傷が、でかいんだけど
セナ:あたしたち意外とお互いのこと知らなかったみたいだね……。
マミ:まあ、言いたくないことも、あるよね……。
ラン:親しき中にもなんとやらっていうじゃない?
リカ:みんな、これで懲りて、出ていくとか言わない、よね?
セナ:なんだかんだ居心地いいしな……。
マミ:ランと実質同棲だし……
ラン:あんたたちとバカやるのも嫌いじゃないね。
セナ:じゃあまあ
リカ:これからも?
マミ:よろしくってことで
ラン:こちらこそ。
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End.ラン
マミ:やっぱり怪しいのは……
セナ:ランだよ。
ラン:……はぁ。
リカ:どうなの、ラン。
ラン:もー。お手上げ。そう、1年の子のパンツ。
マミ:ラン……!
セナ:連れ込んでんじゃん!!
リカ:最悪だよラン、掟を破るなんて!
ラン:飲んでたら酔っ払って寝ちゃって。しかも帰り途中でゲロっちゃってさ。家から近かったししょうがないから連れて帰ってきてお風呂ぶちこんで、服は洗濯機に全部ほうりこんだの。であんたらにバレないように朝イチで返したってわけ。
マミ:……彼氏君パンツ履かないで帰ったの?
ラン:コンビニで買ってきた下着履かせたけど。
マミ:なるほど
ラン:だから確かに家には入れたけど、そういうことはしてない。それは信じてほしい。
リカ:連れ込む、の、定義に、よる……
セナ:審議。
マミ:あ~~複雑……
ラン:……私が出ていけばいいんでしょ?
マミ:え!?
ラン:ルールを破ったことに変わりないからね。うん。じゃあ、出てくわ。
マミ:まってまってまって! ね、セナ、リカ! 連れ込むの定義! やっぱりうちは、そういうことするために家に上げることだとおもうな!!!だ、だから、セーフ!今回はセーフ!
セナ:んん~。言いたいことは分からなくもないけど~。ゆるくしたらいろいろめんどくさくなると思うんだけどな……
リカ:うん……。
ラン:……ごめんなさい。
リカ:……ランが謝った
セナ:びっくり。
マミ:ねっ、ほら、ラン反省してるから!今回は許してあげよ!
リカ:まあ、じゃあ、許す?
セナ:うん、まあ、いんじゃない? 緊急事態だったってことで。
ラン:ありがとう、みんな。
マミ:ふぅ~。
セナ:マミ随分必死だったじゃん。
マミ:え? いや、べつに?そんなことないよ?
セナ:あやしー。
マミ:あっあ、あっ、じゃあ~~リカの部屋にいたスーツの男はなんだったの? パンツは解決したケドそっちは解決してなくない!?
リカ:あー。言わなきゃ、だめ?
セナ:今後疑われたくなかったら言っといたほうがいいとおもうけど。
リカ:うう。実は……コスプレイヤーなの。私。
マミ:へ
セナ:コス……?
リカ:スーツの男はスーツキャラの男装コスプレした私。
ラン:学部首席の趣味がコスプレ……
リカ:悪い!?
ラン:別に……
リカ:じゃあセナが見たっていうマミの男物の洗濯物はなんなのよ
マミ:っあ~、言わなきゃ、だめ?
リカ:ここまできたら道連れだぞ。
マミ:あのー、漫画用の資料に、買ってて……BLの……
セナ:BL
ラン:BL
マミ:言いたくなかった……
リカ:次のコミケ、売り子手伝う?
マミ:たすかる……
セナ:じゃあ、なんか、一応解決ってことでOK?
マミ:そうみたいだね……。
ラン:お騒がせしてごめん。
リカ:いいよ。私たちも怪しいことはやめるってか、共有するわ……
セナ:あたしたち意外とお互いのこと知らなかったみたいだね……。
マミ:まあ、言いたくないことも、あるよね……。
ラン:親しき中にもなんとやらっていうじゃない?
リカ:みんな、これで懲りて、出ていくとか言わない、よね?
セナ:なんだかんだ居心地いいしな……。
ラン:あんたたちとバカやるのも嫌いじゃないね。
セナ:じゃあまあ
リカ:これからも?
マミ:よろしくってことで
ラン:こちらこそ。
2024.02.05