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人形町ラプソディ-ドラマCD収録後・座談会-

みなさん~~おはこんばんちわ~~ろくさんだよ~~。
先日、11/20 文学フリマ東京35にて、拙作「人形町ラプソディ」のドラマCDを頒布いたしました。

当日はたくさんの方に足をお運びいただき、大盛況に終わり、誠に誠にありがとうございました!
文学フリマ参加レビューは別記事にて。気が向いたら(向け)

人形町ラプソディ-Original Voice Drama- データのみDL版も販売中!

ボイスドラマ収録の際に、しましま文庫:島嶋徹虎様にご協力いただきまして、
人形町ラプソディ出演キャストによる座談会(インタビュー)記事を作成いただきました!
作品内ではキャラクターに徹していたキャスト陣の素顔に迫る!?
それでは、お楽しみください!

座談会本編

 ライター:島嶋徹虎

黒作ろく作、声劇シナリオ『人形町ラプソディ』をボイスドラマとして制作する本企画。収録直後のキャストのみなさんに、その裏話をたっぷりと聞いちゃいました。はたして、各キャストそれぞれが語る『人形町ラプソディ』の魅力とは?

――みなさん、収録お疲れ様でした! まずはこの作品を視聴してくださるリスナーの方々に自己紹介をお願いします。

ねすと(ギントン役:以下、ねすと) ギントン役のねすとです。主にネットで声劇とか、配信とかをメインに活動しています。今回のメンバーとは声劇の配信でつながりをもって、今回の作品に携わらせていただきました。劇以外ではゲーム配信とかもやっています。よろしくお願いします!

める(カスミ役:以下、める) カスミ役のめるです。えー……なんだろ(笑)。

ねすと なんでも良いんじゃない?(笑)。

黒崎ろく(チハル役/作・演出:以下、ろく) ぽえぽえー。

める ぽえぽえ。

ねすと 大丈夫? 文字でぽえぽえって書かれるよ。以上、終了みたいな(笑)。

ろく ぽえぽえな活動してるんでしょ?

める うん。

ろく キャスがメインかな?

める 今はキャス。

ねすと お母さんだ。口下手な娘にあんたこれやってるんでしょみたいな。

ろく 良いんじゃない同じく声劇やってますみたいな。

める 声劇やってます(笑)

ろく ほんとに言うじゃん(笑)

める 声劇やってる人です。

ろく ぽえぽえー。

ねすと 「声劇やってる人ですぽえぽえまる」そんな感じみたいです(笑)

ミタカ(ロッキー役:以下、ミタカ) ミタカです。よろしくお願いします。僕も基本的には声劇の活動をしていて、声劇を行う場でみなさんとご縁あって出会いまして、お声がけしていただいてこの場にいるという感じですかね。普段は、本当にそれくらいしかしてない人間なので……。

ねすと なんか深いテーマみたいになっちゃってる(笑)。

ミタカ まあ、そんな感じです(笑)。

うのましろ(テンマ役:以下、うの) テンマ役をやらせていただきました、うのましろです、よろしくお願いします。普段は、声劇をやってます。そのほか、ゲームの実況をしたりとか、企画立てて歌ったりとかも今後していきたいなと思っていたり、まだまだ発展途上国……国にしちゃった。発展途上です! はい、いろいろ活動していきたいと思っています。なんかふわふわでごめんなさい(笑)。

ねすと 発展途上国。

うの そこは! そこは、発展途上で!

ねすと ぜひ国にしてあげてください。

うの やめてください!(笑)

――という賑やかなメンバーでお送りする『人形町ラプソディ』。まずは収録を終えた率直な感想を教えてください。

ねすと 実は9月末くらいに世界規模で大流行している某ウイルスにかかってしまいまして。今回の収録にも「間に合うかな、やばいぞ」みたいな感じで、全力で治しにかかってたんです。その間は当然ながら、劇もできなかったんですけど、今回の収録にあたってDiscordでの練習には極力参加しようと。ただ、本番でちゃんと喋れるかなって不安もあったんですよ。それを踏まえたうえでの感想としては……「いやーちょっと疲れちゃったなー」(笑)。

一同 お疲れ様でしたー!

ねすと でも、これは「本当にしんどかったです」みたいな話ではなくて。全力でお芝居をやれる環境が本当に久々だったし、こうしてみんなと同じ場所で顔をそろえて収録するのもなかなかない機会なので本当に楽しくやれたし。そういう意味で良い疲労感を感じているという状態ですね。

める 私も楽しかったです。いつもはアプリを通じてパソコンで声劇をやってるので、自分の出番がないときはミュートボタン押して黙ってることができるんですけど、今回はみんなで集まって収録なので、笑いたくなったときとか、感動したときとかに、声を出せないのがすごくつらかったです(笑)。「面白かったのに声出しちゃいけない、うっ……」みたいな、唇を噛みしめながら楽しんでました(笑)。

ミタカ まずは緊張しました(笑)。こうして直接、顔を合わせて演技する場が稀なので。もちろん、ネット上でも相手の息遣いとかを聞きながら劇をするんですけど、やっぱり直接だと感じるものが違うので。緊張感でドキドキして。でも、ちゃんと最後までやれたのはよかったなっていう。ホッとしたというのが強いかもしれないですね。

うの 収録終わって、すごいドキドキしてます、今。楽しかったのはもちろんですけど、やっぱりネット上で通話しながらやるのとは違うなっていうのが、空気の振動とか、みんなのテンションとかが直に伝わって。それこそ通話という機械を通した音ではないリアルの演技を聞くと、鳥肌立ったり、涙が出そうになったりするところもあって。すごく素敵なものが録れたと思うので、この感動をリアルで味わえてよかったなって思ってます!

――それではズバリ、今回の見どころ(聴きどころ)を教えてください。

める ひゃー、覚えてない(笑)。一瞬一瞬だから。全部見どころです。どこでニヤニヤしてたのか、聞いて感じてほしいです(笑)。

ろく めるちゃんには、「すいません、ここもうちょっとえっちにください」って言いました。

める (笑)

うの そこもこなしちゃうんだもんな!

ろく ねー、すごいよね。

ねすと えー、どうしよう。覚えてない人間の後だからなぁ、ちゃんと覚えてられてるかな(笑)。

める あ、思い出した! どこのシーンかは覚えてないんですけど、ろっきゅんが足をドンってしながらセリフ言ってるところがあって。

ミタカ あ~

うの ギントン兄さんが腕をガッてやるところ。

ろく 「腕を投げて」ってオーダーを出したら、すっげえ高く放り投げる演技するから、上からギントンの腕落ちてきて「うおぁ!?」ってなって。

める そこがどう編集されてるのか、気になるな~って。

ろく どうしようそこ。

める はたしてドンッの足音は入ってるのだろうか(笑)。

ねすと 僕はあえて自分のシーンをあげるんですけど、ギントンとロッキーが二人で喋るところがあるんですよ。この台本の中でも、あのシーンがとても好きなんです。大人の男同士の会話みたいな。この人形町という街を見てきた二人だからこそ話せる何か、伝わる何かみたいなのが、A4の紙一枚分の、僅か1ページだけに収まっている。決して長くないシーンなんだけど、その中にすべて詰まっていて。それをミタカくんと一緒に、その空気というか、セリフにない何かをつくりだすみたいな。それが自分でやってても楽しかったし、聴いてくださる方にも伝わればいいなと。

ミタカ あそこの流れる時間が少しゆっくりに感じられて、作中の雰囲気も一気に変わるんですよね。本当に静かに進んでいくんですよ。だから、言葉も一言一言大切に運んでったし、そういう意味では重かったシーンですね。

ろく ろくさんの注文もいっぱいあったしね! 短いシーンなのに。

ねすと うのちゃんも言ってやんな言ってやんな。

うの あーそうやってハードルあげて!(笑) 今回の印象に残ってるところは、一つにしぼるのができなくて。よかったなって思うところがいっぱいありすぎるんですよ。それこそじわっと涙出るシーンとかもあるし、このセリフ、この叫び方とか、この演じ方とか鳥肌立ったなっていうところが散りばめられてて。ほんと、難しいんですよ!

ろく ろくさんが好きなところ言って良いすか。テンマが走ってきて、止まる瞬間。

うの (笑)

める あー、すき(笑)

うの それぞれの好きなところだったら言えると思うんだ! ねすと氏はもともと演技力がすごいことはわかってるんですけど、やっぱり役をつくりこんでるなって。最初ギントンて人間と敵対してて冷たい感じで、その威圧感出せるのが演技力の高さだなって。でも、チハルと仲良くなったあとのおちゃめ感とか、間の伸ばし方とか音の抑揚とかが、すごい絶妙で聞きごたえあるんですよ。どのシーンもギントン輝いてるなって。

うの めるちゃんは、ヒロイン! 圧倒的ヒロイン! しかも、ろっきゅん(ろく)の演出上の注文をヒアリングして、自分の演技に落とし込んで、次の瞬間にはパッと変えられる、そのスイッチングがカッコいい。あと声の伸びが気持ちいいんですよ。カスミが怒るシーンとかの迫力もそうだし、どれを聞いてても気持ちが良いんですよ。すっと入ってくるし、感情の乗せ方も聞いてる人ののハートにガッとくるような、まっすぐ届く演技。そこに魅力を感じてます! です!

うの ミタカさんは優しい声、良い声としか言いようがない! 人の心に染み入るというか、柔らかいんですよね。じんわりくるような温かさ。冬場に持ち込んだカイロのような、寒い布団の中に入ってきた猫ちゃんのような。そんなじんわり感ですよ! 伝わるかな! 伝わるといいな! あと、これは一緒のスタジオにいたからわかったことなんですけど、ミタカさんの台本にとんでもない量の書き込みがあって。それを丁寧に自分の中に落としこんで次にいかすっていう、その真面目さが素敵だなって思いました。

うの ろっきゅんは少年ボイスがカッコいい! もちろんかわいいシーンもあったけど、基本的にはイケショタ。あと、自分自身で「吐息の演技やめな」って言ってたけど、その吐息の使い方が僕は好きだった。息の抜き方とか。ろっきゅんが叫ぶところも好き。もう誰よりも収録を楽しんでることが、ブースに一緒にいるとわかる。どの人の役を聞いててもワクワクして身体が動いちゃってる。身体ごと演技に持っていけるっていうエネルギーがすごいし。そのエネルギッシュなところにしびれる憧れる! 好きですよ!

ろく 照れちゃう。うのちゃん今日、集合時間よりかなり早く来てくれて、セッティング手伝ってくれました。この人もだいぶ真面目です。

うの 違うんです!(笑) 起きちゃったんだよ、予定時刻より! 

ろく とっても助かりました、ありがとう。

うの とんでもない! 以上です!

ミタカ あ、そうか、今ので総まとめだと思ってた(笑)。

ねすと それくらいの勢いだったよね。総評してくれたのかなって。

ミタカ 僕はみんなが芝居をしてるのを見る機会が多かったので、満場一致でみんながにやにやしてたのが、シナリオの29ページ。ここはみんなニヤニヤしてました。

うの ねすと氏が一番ちょっと、嫌な予感するって顔してる(笑)。

ろく あ、ここね、はいはい(笑)

ミタカ ここだけは満場一致でみんながニヤニヤしてた。腕を壊してスキップしてくるってシーンがあるんですけど、四人が並んで収録する姿を見ながら、全員ニヤニヤしてんじゃんって見てました(笑)

うの みんな一回マイクから顔そらしたシーン(笑)

ミタカ そう、そらすんですよ、みんなが。あーあーって思って。

める 吹かないように(笑)。

ミタカ だからある意味、印象に残ったシーンはそこなんじゃないかなって(笑)。

うの あそこは良いシーンだったし、輝いてた(笑)。

ミタカ たぶんリスナーのみなさんに聴いてもらう際に、「ああ、ここかな」ってわかるシーンなので、セリフは言わなくていいのかなって(笑)。

――それぞれのキャラクターを演じるうえで、こだわったところはなんですか?

ろく 今回はロボットのみなさんはしっかりつくってもらったんで、チハルは転がされるだけでよかったんですよ。なので、みんながぶつけてくれたものをちゃんと受け止めるところに注力してましたね。それは、自分が楽するためではなくて、そういう方針で今回はつくってみたかった。ロボットたち一体一体がどういう変化をするのか、何を大切にしたのかって。たぶん、私の中で「心とはどういうものか」っていうのをやりたかったんだと思います。あと、すべての演出とか演技とかを、一つのテーマを表現するために集約させるっていうのが、最近の自分の課題だったんで。それを自分の芝居でもやってみたかったし、みんなに協力してもらってやってみたくもあった。

ねすと ろくちゃんの「こういう風にやってください」っていうオーダーの中に、それがめちゃくちゃ盛り込まれてて。今こうして本人からその話を聞いてやっぱり納得した部分が多々あって。もともと物書きとしてのこだわりの強さが半端じゃなくて、自分の世界をそれぞれ持ってる。「私はこういう世界観が好きでこういうものを書きたいつくりたいんだ」っていうのがあって。それは作品つくるうえで、どんどん前に出したほうが良いと思うし、僕らもそれを言ってもらえたほうが嬉しいし。それで、前に出してくれるからには、やっぱりそれに応えたいみたいな感じでしたね。

ろく すげえ、まとめていただいた。ありがてえ。

うの もっとこうしてって言われると、「わかる! がんばる!」ってなりますね。

ろく ありがてえな。今回はみんながやりたいことよりも、ろくさんがやりたいことに合わせてもらったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

うの テンマはナチュラルで、つくらない自分というか、やってて楽しいという気持ちを前面に押し出しました。自分は普段、あんまりガチガチに固めるっていう役作りをしていなくて。その場で掛け合った中とか、空気感とかで少しずつニュアンスも変わってくるので、固めないのがポイントです。それと、収録中にろっきゅんから新しい注文が入って、その場で臨機応変にやっていきました。だからこそ、その場だけのオンリーワンでつくりあげられていったというか。新たなシーンが形成されるのが、ライブ感があって楽しかった。へへっ。

ねすと 僕は以前、今回とは別に「人形町」を音響付きで配信するっていう企画に、同じくギントン役で参加したことがあったんですよ。その時は全体の演出を付けてたのがまた別の人だったので、演出も変わればお芝居も変わるってところで。もちろんベースとなる部分はあるんですけど、その時にずっと僕の中での課題みたいなのがあって。というのも、ロボットの役って、みんな演じるうえでどうしても“ロボットであること”が先行するんですよ。メカメカしくやろうみたいな。でも、ろくちゃん的には「ここのヒトガタたちは、メカメカしくしないで大丈夫です」と。喋るうえでも、息遣いとかも人間と同じでいいよみたいな。それがちゃんとできたのかなぁ……みたいな。

める 悩ましそう(笑)。

ねすと まあ、前回よりはリラックスして収録ができたので、そういう意味では人間ぽくというか。ろくちゃんから出してもらった注文はクリアできたのかな。こだわりとしてはそこだったかもしれないです。ロボットらしさ、鉄がしゃべってるみたいな感じじゃなくて、この作品のテーマにかかってるものなのかもしれないですけど。

ろく ねすとさんには、気さくなおっさんをやれってずっと言ってて(笑)。完全に親戚のおじさんだった。テンマにお小遣いあげるタイプのおじさんだったよね。

うの やったー(笑)。

ミタカ 僕は……わけわかんないこという感じなんですけど、僕の声って「赤い」んですよ。

ろく ほう!

うの 赤い!

ミタカ で、僕の性格って「青い」んですよ(笑)。赤い系のキャラクターをやるには向いている声らしいんですけど、ただ、性格は青いから、赤になり切れないところもあって。それで、ロッキーはどっちかっていうと青いんですよね。クールというか。ただ、僕は青くて「細い」んですよ(笑)

ろく 「青くて細い」はロッキーじゃん。

ミタカ でも、「細く」はしたくなくて。それこそ一番人間らしいというのも聞いてたし。ただ、自分の声と性格とでどうやったらそこにいきつくんだってことで、全然ビジョンが見えなくて(笑)。最初、「僕ができるかな?」って状態からスタートしたので。でも、今日収録してるときに、僕のロッキーは「ガリガリじゃない」って言われたんですよね。

ろく ああ、めるが言ってたね。

ミタカ そう、そこでホっとしたところもあって。ちゃんと理想的な演技ができてたのかなって。なので、その辺の自分とキャラクターとの、違う部分をどうやって近づけようかなっていう意味では、こだわりました。

うの こういうコメントをしたかった。

一同 (笑)

める カスミは、ろっきゅんの性癖が盛り込まれたなって思ったので。

ろく アハ♪

める ろっきゅんの要望の上を行きたいなっていうのと、「黒崎ろくの性癖を具現化されろ!」って思いながらやってました(笑)

ろく ええ。カスミの全セリフにろくさんはニヤニヤしました。ありがとうオリゴ糖。

める 指示もいっぱいあって。かわいい声でどぎついことを言ってくれっていわれることが多かったです(笑)。

ねすと それ性癖なんだ。かわいい声でどぎついことをね。

ろく (胸を張って)そう!

める カスミのテーマはそれでした。楽しんでほしいです。

うの リスナーの方の新たな扉が開かれるかもしれない(笑)。

ねすと かわいい声でどぎついことをから、楽しんでほしいですは何もつながらない。どの方向で楽しむのが正解なのか(笑)。

一同 (笑)

ろく わかる人にはわかると思うよ! めちゃめちゃかわいい声に100%の殺意を向けられるの気持ちいいでしょ。もう言っちゃいますけど、「おい、ガキ」が好きです(笑)。チハルにだけ冷たいのがまたいいんですよ。性癖ばれちゃう。はい、以上です。

――友達になってみたいキャラや、一家一台欲しいヒトガタはいますか?

ミタカ 悩んだんですよ。一家に一台。僕、テンマだと我慢できないなって。

うの たしかにそう、それはそう(笑)。

ミタカ ロッキーだとたぶん世話を焼かれすぎて、なんかね、お母さんと息子みたいな関係になりそうだなって。反抗期とか迎えちゃうんじゃないかなって。それでいろいろ考えた結果、ギントンの性格が、うちのじいちゃんに似てるんですよね。

一同 (笑)

ミタカ そういう意味では順応できる。一緒にいた期間がながいから(笑)。ギントンはそのとんがってる部分が似てる人を知ってるから。あの笑い方とか、まさにそんな感じなんですよ。だから、一緒にいるならギントンだなって。たぶんくだらないこととかでも一緒にやってくれるんだろうなって

ろく 腕相撲してくれるとか。

ミタカ そうそう。なんなら手加減せずにやってくれる。そういうほうが、友達的な立ち位置に一番なれるんじゃないかなって思いますね。

める 私が友達になりたいキャラは、チハル。ものをつくってくれそう、家具とか(笑)。

うの (笑)

ろく すると思う。

める あと部屋の掃除してくれるかなって思って、ハウスメイド(笑)。

ろく ちげえねえんだよな(笑)。

ねすと 生活感がばれるな(笑)

ろく 私も掃除してほしいからカスミって思ったんだけど、寿司つくってほしいから、名前しか出てこないツッキーがほしい(笑)。寿司握ってんだよ、あの人、板前だから。

一同 あ~。

うの 僕は、うーん、悩んじゃうなー。どれも好きなんだもん(笑)。でも、わりと真っ先に浮かぶのはチハルなんですよね。熱いところは熱いっていうのと、どこか完成しきってないところが、一緒に切磋琢磨していけそうだなって。あと、世話焼きなところがあるので、なんやかんやで助けてくれそうだし、逆に助けたいし。支え合っていけそうな友達感がチハルがダントツかなって思ってます。っていうか、全員俺のうちに来い!(笑)

一同 (笑)

うの あと、ロッキー先生の経口の指、あれは一回咥えてみたさはある! 声劇で声枯れた時とかに、ちゅーって(笑)。

める 確かにそれはやってみたい(笑)。

ミタカ のどにやさしい常温水で。

うの そう、常温水で。あと、落ち込んだときとかに静かに話を聞いてくれそう。心の安定が保てるって意味では、ロッキー先生がいてくれたら精神衛生上いいかなって(笑)。

ろく 本来、指から直接飲むものじゃねえんだよな(笑)。イメージとしては歯医者のコップ置くと勝手に補給してくれるあのイメージ。作中ではコップがないから直接、補給して。

うの ばぶみを感じさせるために指から補給させてるのかと思った(笑)。

める ばぶみ(笑)

ねすと 僕は、意外かもしれないですけど、圧倒的にカスミちゃんが可愛いんで、ちょっと欲しいっすね~。「あんたはさー、なんでそんなこともできないの、もう本当にしょうがないな」って言いながら、やってくれるあいつ。ありがとー! カスミ―!

一同 (笑)

ろく そうそう、そういう女だよ、あいつは(笑)

ねすと これによってね、ねすとっていう男がどんな男なのか、世の中に発信されることでしょうけども(笑)。僕はあえて言いますけど、カスミちゃんが可愛いな~っていうことで、カスミよろしくお願いしまーす。

うの 頼んだ(笑)。

める 友達になりたいのは?

ねすと なりたいで言ったら全員ですけど、自分で言うのもなんですけど、友だちつくりスキルは高いので。どんな人でもわりとすぐ友達になれるというか。相手がどう思ってるかわからないですけど。それはおいといて(笑)。でもね、たぶんあの中で一番友達になれないなって思うのも、カスミなんですよ。カスミだめなんだよな~。友達にはなれねえんだ。

うの 難しい(笑)。

ねすと あのね、仲良くなれないの、性格のタイプ上。でも外から見ててこいつ可愛いな~って。でも絶対仲良くなれねえわこいつっていう。カスミってプライド高いし、キャンキャンうるさいし、すぐにギントンとかにいい顔ぶるから、良い顔しやがるから。それが人間として存在してたら、こいつ嫌いだわマジでって。

一同 (笑)

ねすと でも、そんなこざかしい小娘をはたから見るのは可愛いなって思うんで。なんでこいつ俺にこんな文句言いながら頑張ってんだろうなって。やばい、俺の性格も歪んでるかもしれない(笑)。……十年以上の付き合いのめるちゃんがこの話をしながらずっと笑ってんのがね、ほんとにやばいっす。

める みんなの性癖がもれなく歪む、『人形町ラプソディ』。よろしくお願いします(笑)。

――それでは、最後にリスナーへのメッセージを!

める 楽しく聞いてください! それに尽きる!(笑)

ろく はなまる! 百点!

うの 今回の作品は、AIとかロボットとか、いろんな技術が進歩してきた今だとすごい身近なテーマだと思うんですよね。「心ってなんだろう」とか、「人間て冷たいの?」とか。その中で、とても温かいお話で。ロボットと人の垣根を超えた友情っていうのを、純粋にシンプルに受け取ってほしいというか、作品の中にちりばめられた細かなところとかを拾ってほしいなって思うんですよ。何回でも繰り返し聴いて擦ってほしい。そんな感じの物語だと思っているので、ぜひ聴いてください!

ミタカ 僕は作品作りで大きくこうしたいという目標があって、出演者各々に課題とか伝えたいこととかがあって、それをできるだけ音声媒体で伝わるようにやっていったつもりなので、それを聞いたうえで何か感じられるものがあると良いなと。なので、まずは聴いていただいて、そのうえでいろいろ感じて頂けたらいいなと思います。

ねすと この声劇界隈で、その台本の作者がキャスティングをして、演出をつけて、それをボイスドラマ化するってなかなかないと思うんですよ。参加させていただいた僕らはもちろんなんですけど、単純に今まで声劇をたくさんの人がやってらっしゃって、その中で黒崎ろくの台本が好き、人形町ラプソディが好きだっていって演じている人もたくさんいると思います。なので、そんなみなさんにこそ一番聞いてもらいたい。黒崎ろくがこの台本として描きたかったのはこういうものだという。もちろんそれが正解でもないし、押しつけでもない。ただ、ろくちゃんとしてやりたかったのはこういう感じだよみたいな。そこを楽しんでいただけたらいいなと思っています。

ろく 本編だけでなく、この座談会まで読んでくださる方がいらしたら、本当にありがたいと思います。ボイスドラマってキャストのトーク入ってないんだよ、大体(笑)。なので、この作品を聴いて、自分も声劇やってみたいなって思う人が増えたらいいなと思います。聴いて楽しんでもらうのはもちろん、自分も演じてみたい、ボイスドラマを制作してみたいと興味を持っていただけたら嬉しいです。座談会のほうもかなり時間取っていただいて、言わせたみたいないっぱいあるけど(笑)。今回の出演者のみなさんは人間ができてる人たちで、急な座談会にも対応してくれるくらい良い方に集まっていただきましたんで。本当に幸運に恵まれたと思っています。とっても幸せな作品になりました。ありがとうございます。こんな感じでよろしいか!

――ありがとうございました!

収録:2022.9.27.
執筆:2022.11.28.
協力:しましま文庫

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